2017年10月5日木曜日

麹・糀・kouji ・・・・効能をご存知ですか!

麹・糀・koujiは、日本人なら誰でも知っています。
私の子どもの頃(昭和30年の頃)は、近在の町に麹屋さんというお店があり、味噌作りや醤油作りで、知っていました。リヤカーに圧搾の機械をつんで、醤油や味噌作りで農家を一軒一軒まわっていました。
味噌や醤油は当然ですが、他にも沢庵を漬けたり、甘酒を作ったり、麹が使われていました。
当然自然発酵の本醸造です。
手仕事専科には、須藤醸造店があります。
当時の町の麹屋さんです。
郡山市田村町の宝来屋本店は、100年伝承の麹屋さんです。
あま酒や味噌、麹に特化したお店・宝来屋本店です。
・生糀
(株)宝来屋本店
甘酒
味噌
三五八漬
スーパーに行くとありとあらゆる食品が並んでいます。
大手メーカーの酢、味噌、醤油、味醂・・・・、かつての発酵食品です。
しかし、便利さの裏には、わけがあります。
それらが、人工的に作られた工業製品だということをご存知でしょうか。
本来の手作りの発酵食品とは、異なります。
商品ラベルにある原材料と添加物の成分表を見ると分かります。

麹の効用は、下に記していますので、ご覧下さい。
私たちの健康は、身体の内から食から考えるべきです。
薬食同源。(医食同源)
医療や薬で守るものではありません。

手仕事専科は、「和美との生活」を提唱しています。
・・・・・・それは、 職人(匠)のつくる伝統的な手仕事の“用の美”と“もったいない”の気持ちから物を大切にし、古くからのコミュニティの“生活の知恵”を学ぶことです。
私たちは、そのような価値観や知恵を飽食・平和の時代を経て、どこかに忘れてきたように感じます。
また、低農薬、有機肥料等のお米(玄米)、天然醸造の味噌、醤油、鰹節、食酢、飯ずし等は、日本古来の伝統食(発酵食品)です。 人間の必要とする必須の栄養素をもつ食品です。
手仕事専科では、自分の健康、家族の健康は、自分で守ることを提案します。
添加物のない”自分食”です。・・・・・・

麹(菌)は、日本人の”智恵”です。
正式には、麹菌の酵素の働きです。

麹には多くの酵素が含まれています。
酵素には食物の栄養を分解して消化・吸収を助ける役割や、吸収された栄養分をエネルギーに変える役割があります。
麹に含まれる酵素には、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなどその数は30種類以上とも言われており、まさに麹は酵素の宝庫です。
女性にとって嬉しい成分であるビタミン類を生成する働きがあることや、消化のサポートをする働きがあることから、美容健康面でも注目されています。
1.栄養素の分解
栄養素を消化・吸収しやすく分解します。
旨味を感じるアミノ酸を生み出したり、食物を軟らかくする力があります。

2.消化のサポート
麹のアミラーゼがデンプンをブドウ糖に、プロテアーゼがタンパク質をアミノ酸に分解します。
酵素の力により、ある程度分解された状態で摂取できるため、体内での消化・吸収がしやすくなります。

3.乳酸菌を元気に
麹の酵素によって生み出される「オリゴ糖」や「食物繊維※」は、乳酸菌に代表される“善玉菌”の大好物です。
これらをエサにして善玉菌が繁殖します。※食物繊維は麹そのものにも含まれる成分。

4.ビタミンを生成
麹菌は自身の代謝の過程でビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなど、肌の代謝にかかわるビタミン類を生成します。
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