2017年8月15日火曜日

農泊花菜に43年ぶりの集い

2017/8/13・14は、忘れえぬ日になりました。
人生の悦びの一日です。
彼とは、24歳の時にイランで一日を共にしました。
彼は、インドのボンベイ(ゴア)を起点に半年のバイク旅行で陸路をヨーロッパまで旅し、また、インドに戻りました。
スズキのハスラー250CC。
私は、2年近くの旅でしたが、船でナホトカに入り、シベリア鉄道でヨーロッパにそして、ヒッチハイクなどで1年間を過ごしました。帰路にスイスを起点に陸路で中近東、インドやタイをバスや鉄道で戻りました。
そんな彼と私とがアフガニスタンに近いイランのリゾート施設のユースホステルですれ違ったのです。
同じ年で、同じ「茂」の名前で、一人旅。
実は、もう一人お互いに別々に「しげる」とタイやインドで出会っているのです。
3人の「しげる」の出会いです。
 
5年近く前にもう一人の「しげる」から、あの時の茂さんですかとfacebook・メッセージが届きました。
彼は、詳しくメモを取っていたのです。
私も彼「茂」もすっかり忘れていました。
もう一人の「しげる」は、すっかり素晴らしい男性となり、イランであった彼「茂」も元気で神戸にすんでいますとの情報を得て、お互いに健在であることに嬉しさを感じていました。
「何時か、会いましょう」と言ってはいましたが、こうやって会うことが出来生きていたことの喜びを想いました。
彼の奥さんとの出会いや人生を聴いて、また、自分の人生を振り返ることが出来、生きていることの喜びです。
彼「茂」のお父さんは、会津坂下のご出身で、神戸で身を立てられました。彼のご親戚は、相馬や仙台に残っておられるので、お墓参りに会津に来られ私との出会いの時間を作ってくれたのです。
感謝です。
 
今回は、私のご縁のある農泊花菜の五十嵐美知代さんのお世話になりました。
GTの農家民泊の関わりです。
とても美味しい郷土料理に細やかな五十嵐さんのおもてなしが、嬉しさを倍増させてくれました。
夕方から、お食事が始まり、彼の元気なお話にリードされながら、甘露の時間となりました。
43年間の時間が、お互いの人生ですが、あの時の若者が、こうして再び出会えたことに悦びと嬉しさとあり感謝でいっぱいとなりました。
お互いの話には、ご両親、ご兄弟や親せきの方々が顔を出していました。
ひとは、ひとりでは生きられません。
ご家族や縁者の助けがあって、生きられるのです。
語るたびに感謝の念がおこりました。
その日は、10時には、床に入りましたが、久しぶりに熟睡できました。
朝食は、ゆっくりと戴きました。
昨日から、看板猫の「とら」が、ジャレついていましたが、写真にも収めました。
看板猫の「とら」は、生まれて数か月ですが、ハンサムな男の子です。
きっと、農泊花菜のおもてなし猫として、人気者になるのかと思います。
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〒963-0212
福島県喜多方市塩川町中屋沢字竹屋丙32
農泊花菜        五十嵐美知代
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右脇が、彼「茂」中央が奥様。
そして、左が私「茂」、前列左が彼のお孫さん、
前列右が農泊花菜の五十嵐美知代さん。
朝、看板猫の「とら」を抱いて。
看板猫の「とら」
農泊花菜のご夕食。
山菜わらびや茄子の湯ひたし。
馬刺しが、美味しい!
自家製のこんにゃく。
鰊の煮付け、鰊の山椒漬。
朝食。
アサリの吸い物。南瓜の煮付け、ホイル焼き、
わらびのお浸し、サラダ、・・・。
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手仕事専科は、手仕事の継承とともに「和美との生活」を提唱しております。

職人(匠)のつくる伝統的な手仕事の“用の美”と“もったいない”の気持ちから物を大切にし、古くからのコミュニティの“生活の知恵”を習いたいと考えています。

私たちは、そのような価値観を飽食・平和の時代を経て、どこかに忘れてきたように感じます。

また、低農薬、有機肥料等のお米(玄米)、天然醸造の味噌、醤油、鰹節、食酢、飯ずし等は、日本古来の食(発酵食品)です。

人間の必要とする必須の栄養素をもつ食品です。
手仕事専科では、自分の健康、家族の健康は、自分で守ることを提案しています。
添加物のない”自分食”です。
そのような想いから、手仕事専科を運営しております。
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伝統食品のブログ」はショッピング>日本の民芸/「下野・会津・津軽手仕事専科」のブログです。
株式会社とぴい企画080-5089-9227  topykikaku@ybb.ne.jp
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2017年8月5日土曜日

会津美里の高田梅・今年の市場

手仕事専科には、有機果菜食品の取扱う高田梅がありました。
南高梅に起源をもつ種と思いますが、会津のジャンボ梅として人気商品でした。うす塩と甘漬の2種類があり、御贔屓の方々から、毎年御注文を頂戴しておりました。
しかし、昨年10月に会社が倒産してしまい、今年の高田梅は、対応出来ませんでした。春になりご注文が入り、初めて倒産のことを知りました。
取扱いのshopとしては、恥ずかしい限りです。そのようなことで、御注文を頂戴しては、別の工房をご紹介しておりました。
先日、そちらの工房を訪ねて会津美里に伺いましたが、ちょうど店主の女性がおられて、高田梅のことをいろいろと聞いてまいりました。
その工房は、伊東種苗店といいますが、高田梅は、取扱って36年になるといいます。
・高田梅は、もともと普通の家庭の庭に1,2本植わさっている梅を漬けるもので、大量に取り扱うものではなかった。
・梅漬けは、技術的に難しい。普通は、漬けた際に汁だくさんで、発酵が進んでしまう。そこで、取り出して、袋に容れ直している。
・伊東種苗店の高田梅は、汁なしの状態で重量をはかりそれに汁を容れています。
・生食では、出荷しない。生食は、梅が痛みやすいので、難しい。葉が実にこすれるだけで、傷んでしまうので、全て漬けて商品化している。

実直な女性で、このような方が、郷土食を支えているんだろうなと思いました。
高田梅をサイトから、外したくないので、お取引が出来るかどうかを伺いましたが、今年は、収量がすでに決まっているので、他に回せないけれども、来年からならできるでしょうと言ってくれました。
30代の息子さんとお二人で、お店を切り盛りされているようですが、息子さんは、会社に勤めているといいます。
身しらず柿やりんごなども取り扱っているお店ですが、会津人らしい人情家の伊東さんでした。
手仕事専科は、このような方々とのお付き合いが似合うサイトです。
伊東種苗店をご紹介します。
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伊東種苗店
〒969-6264 
福島県大沼郡会津美里町字高田甲2779
0242-54-3473(fax0242-93-9005)
e-mail mail@takadaume.com

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私たちは、そのような価値観を飽食・平和の時代を経て、どこかに忘れてきたように感じます。
また、低農薬、有機肥料等のお米(玄米)、天然醸造の味噌、醤油、鰹節、食酢、飯ずし等は、日本古来の食(発酵食品)です。
人間の必要とする必須の栄養素をもつ食品です。
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2017年8月1日火曜日

会津の銘物二丸屋武蔵亭の[鰊の山椒漬・本棒たら甘露煮]

 手仕事専科は、会津若松に縁のある沢山の工房とのお取引を持っております。
私が、羽鳥湖高原レジーナの森に
日本ビューホテルの出向社員として勤務していた3年間に培われた人脈がスタートになります。
工芸品では、
漆器工房鈴武鈴善漆器店山田木綿織元山田民芸工房会津本郷焼などでしたが、食品では、林合名会社(イゲタ醤油)、高田梅(有機果菜食品)さんなどでした。  すでに創業から、7年が過ぎようとしておりますが、かねてから、鰊山椒漬の魅力に嵌っておりました。
 津軽にいた時も有名な蕎麦店「高砂」で「にしん蕎麦」を頂戴して、その魅力に嵌っていましたので、身近な会津の濃くのある鰊山椒漬は、ぜひとも手仕事専科に加えたいものでした。
いくつかの鰊山椒漬の工場がございますが、会津若松で有名な鰊山椒漬は、いずれも蕎麦屋さんのものでした。

私は、伝統食品に関わる中で「医食同源」に行き当たりました。
 1972年代にアメリカの議会報告にマクガバンリポートというものがあります。
当時アメリカの医療費の増加が問題となり、世界150か国の食を調査したものでした。
今に続く生活習慣病ですが、それらは、食源病として、報告されたのです。そして、世界の歴史上にある江戸時代の日本の食が理想の素晴らしい食として、いるのです。
当時の日本の食は、新鮮な海と山の食と発酵食品になります。
 無農薬有機肥料のお米(玄米)、天然醸造の味噌、醤油、鰹節、食酢、飯ずし等です。
それらが、現在和食の基となり、世界遺産に繋がりました。
 しかし、恥ずかしいかな、TVをまわすと工業製品の食が、席巻しています。日本人の私たちは、利便性と引き換えに健康を失いました。年間費やされる40兆円もの医療費は、その結果です。TVでは、和風総本家やなんでも鑑定団で、和の文化を伝えています。
しかし、私には、日本社会の利便性に流れ、食品の異物混入にみる潔癖症の風潮が、心配です。
 歴史という本質を見失った民族は、滅びるのではないでしょうか。

 会津に伝わる伝統食・二丸屋武蔵亭のの鰊の山椒漬、本棒たら甘露煮は、伝統的な発酵食品です。
どうぞ、ご覧下さい。
 

鰊の山椒漬
100g×1袋
200g×1袋
http://tesigotosenka.com/pic/FA-07pic/FA-07-s001.html
本棒たらの甘露煮
150g×1袋
http://tesigotosenka.com/pic/FA-07pic/FA-07-b150.html
 
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また、低農薬、有機肥料等のお米(玄米)、天然醸造の味噌、醤油、鰹節、食酢、飯ずし等は、日本古来の食(発酵食品)です。
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